アイルランド高校1年留学の体験談

総合型推薦で筑波大学へ進学したR.Yさんの体験談

Q:どこに留学しましたか?
A:アイルランドの北東部に位置するレンスター地方ラウス県のダンドークグラマースクールに高校1年の夏から8ヶ月間留学しました。(新型コロナの影響により2ヶ月前倒しの帰国)

Q:なぜ留学先をアイルランドに決めましたか?
A:日本語に甘えず英語を使って学校生活を送りたかったこと、アイルランドのTY(Tradition Year)という学校のプログラムに魅力を感じたことがアイルランドを選んだ理由でした。TYについては「現地の生活編-5」に具体的に書いております。

Q:きっかけはなんでしたか?
A:中学受験で入った学校のクラスが帰国生が多いところで、彼女たちの英語力にすごく刺激を受けたため。また、大学そして将来において、自分が何をしたいのかの可能性の幅を広げたく、全く違う環境に飛び込みたかったため。

Q:留学をして良かったこと
A:①大学で研究したいことが見つかったこと。
②日本とは180度異なる生活や経験ができたこと。留学は本当にできて良かったです!自分の将来について自ら真剣に考えるようになり、自分の意見を言葉でしっかり主張できるようになりました。

Q:具体的に、どの点で成長したと思いますか?
A:私の学年にはたくさんの国からの留学生がいて国民性による価値観や考え方が多種多様でした。そのため相手のことも尊重しつつ、自分の意見を言うことができるようになりました。また、自分にとって未知な世界にも「やってみよう精神」で何でも挑戦できるようになりました。舞台装置を設計やデザインしたり、生徒会の代表として他校の生徒さんと現状について話し合ったりしたことで自分の可能性を広げることができました。

Q:語学力は向上したと思いますか?
A:アイルランド人はしゃべるスピードがとても速いことや授業では積極的に発言することを意識したため四技能におけるリスニングとスピーキングはものすごく上がりました。ただ、アカデミックな学びをカリキュラム上授業であまりしなかったことからライティングのスキルは格段と上げることができませんでした。

 

Q:海外生活を通して感じた日本との違いなど
A:①外部の活動に積極的に活動している。
②新入生に皆優しい。
③食があまりおいしくない。
④年齢や性別を気にせず意見が言え、皆で仲が良い。
Q:現地で困ったこと、それに対しての解決方法
A:①最新機種の日本の携帯を持って行ったところアイルランドのSIMカードに対応できなかったこと→アイルランドで販売していた一番安い携帯を買ってWi-Fi環境下以外ではそれを利用しました。ただ、iPhoneは全国共通なのでiPhoneの最新機種は海外でも対応すると思います。
②クリスマスに指を大火傷をして、その病院の費用や保険の手当ての手続き→現地のエージェントの方が病院に行くのに付き添ってくださり費用面の対応もしていただきました。もし、現地で何かあった場合は即座にエージェントの方に連絡することが本当に大切です。
Q:これを持参すると役立つ!など今後の方にアドバイスをお願いします。
A:①カイロ(寒い地域に行かれるかたほどあった方が良いです。海外では売ってないです。) ②生理用品(海外のものが合わなかったり、まだ海外生活が慣れていないときにきてしまったりするのであった方が安心です。) ③パソコン(写真の撮りすぎでスマホの容量がパンパンになったら保管できますし、学校に提出するレポートや調べ学習で大活躍するのであった方が良いです。) ④電子辞書(授業中にすぐに調べたいときに和英辞典が入っている電子辞書があった方が便利です。また、現地の人から物珍しさに声をかけてくれる機会が増えます(笑)) ⑤味噌(日本が恋しくなったとき、紅茶に飽きたときにお湯に注ぐだけでできる味噌汁は本当に心も温まります!) ⑥日本の便利グッズ(友達を作る上で私はとても良いきっかけとなり助かりました。また、帰国の際にお世話になった友達や先生、ホストファミリーにあげるととても喜んでくれると思います。)
Q:大学受験において、高校留学が役立ったと思う理由
A:留学中に活動していた環境問題や菜園クラブが自分が大学でやりたい研究テーマに強く繋がっているため、高校留学が私のすべてを作ってくれたと感じています。
Q:今後留学する学生にメッセージ*
A:良くも悪くも現地で出会う人全員、過去の自分を知らない人です。だから留学先では、周りを気にせず、とにかく色々なことに挑戦してきてください!きっと今まで自分でも知らなかった好きなことや得意なことに出会うと思います。私は挑戦して失敗しても、そこから一つでも学んだことがあればそれは成長であり成功だと思っています。留学を通して私は、大学そして将来やりたいことを見つけました。それは食わず嫌いをやめて、たっくさんのことに挑戦したからだと思います。総合型(AO入試)を見据えて留学に行こうとされている方は、英語力向上を目的に行くのではなく、常に何かを感じて考えることを忘れずに、それを日記帳にしっかり書いて日々過ごしてほしいです!(志望理由書を書く上で、とっても大事な資料になるからです。) コロナ禍で自分は勿論、親御さんも不安の中行くことになりますが、行くからには全力で楽しんで「自分も知らなかった自分に出会えた!」と思えるような留学にしてほしいと思います!

ドイツの大学の選び方

ドイツの大学の選び方について

基本的には、自分の学びたい科目がある大学で選びますが、
「住む場所」「環境」というもの大事な要素です。

特に田舎のほうへ行ってしまうと、交通網が発達していなかったり、シェアアパートが見つかりにくかったり、バイトが見つからないというデメリットもあります。
さらに、日本人はドイツの学生ビザを現地の外国人局で取得することになりますが、田舎の役所は外国人に対する知識がなく容赦なく発給不可となるリスクもあります。ある程度留学生が多い街のほうが担当者も慣れていて、融通がきくというメリットがあります。

私は、最初、ハイルブローンという小さな町にいましたが、
日本人もいないし、イベントもなく、寂しすぎて、結局近くのハイデルベルグに引っ越しました。
ここから私の人生は変わりました。
ハイデルベルグ大学には日本語学科があり、日本に興味のある学生も多く、
「日本語を話す会」というイベントもあって、すぐに沢山友達ができました。
友達の紹介で、アルバイトもすぐに見つかり、とても充実した学生生活を送ることができました。
その後デュッセルドルフの日系の銀行に就職しましたが、ここでは社会人の友達が沢山出来ました。世界のエリートが多く、社会人の交流会も多くあり、出会いは沢山ありました。
周りの多くの友達は、ここで知り合った人と国際結婚して幸せになった人も多いです。中には婚活目的で来ている人もいましたが、今では幸せになっています。

このように、住む場所はとても大事だと思います。

個人的には、小さな田舎町より大きな学生街で勉強したほうがチャンスが沢山あると感じました。
おススメの街はやはりハイデルベルグです。

ここはバーデン・ヴュルテンベルク州ですので、唯一授業料が無料ではない州ですが、それでも年間40万円くらいですので、やはりだいぶ安いです。

また、地形的に南西なので、気候も良く、人も暖かく、裕福な州なので治安も良いです。大きな企業も多い州です。

このようなことを参考にして頂ければと思います。

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